猫は、犬とともに多くの方々に飼育されている愛玩動物です。一方で、猫のふん尿被害や、野良猫の餌づけに関する市への問い合わせも少なくありません。

動物の飼育に関するルールは知っていますか

まず、猫をはじめとした動物とのつきあい方については、「動物の愛護及び管理に関する法律」での定めのほかに、環境省が「住宅密集地における犬猫の適正飼養ガイドライン」を策定しています。これは、集合住宅や建物が密集する地域で、人と犬・猫とが共生できる町づくりを図るための様々な配慮事項をまとめたものです。以下は、ガイドラインの一部を抜粋・要約したものです。

猫を飼う前に

ペットを飼うということは、ペットの一生について飼い主がすべての責任を負うということです。ペットにまつわるトラブルも、飼い主が責任を負います。猫がどのような動物であるかを、十分に理解していますか。理解したうえで、最後まで責任をもって飼うことができるかどうかを、よく考えてみましょう。

猫の飼い方
屋内で飼育しましょう

環境を整えれば、猫は屋内であっても心身ともに健康で飼育することができます。猫が落ち着けるような環境づくりを心がけましょう。放し飼いをして野良猫などと接触すると、感染症の原因になります。万が一に備えて、混合ワクチンを接種し、迷子札を付けたり、マイクロチップを埋め込んだりするなどの対策をしましょう。

不妊去勢手術をしましょう

猫は1年に最大4回、3匹から6匹を出産します。自由に繁殖できる環境においては、あっという間に数が増えてしまうため、世話をするのが難しくなることも考えられます。また、不妊去勢を行わないまま発情期を迎えると、猫が落ち着きをなくして、思いもよらない行動に出ることがあります。健康面でのメリットも多く、性格も比較的穏やかになって飼育もしやすくなることから、猫を飼いはじめたら、なるべく早期に不妊去勢手術を行うことをおすすめします。

捨て猫は犯罪です

世話ができなくなったからといって、猫を捨てるのはやめましょう。罰則規定のある、りっぱな犯罪行為です(動物の愛護及び管理に関する法律第44条)。世話をしていくのが厳しいと感じたら、自分で新しい飼い主を探すか、動物愛護団体に相談しましょう。解決策が見つかるかもしれません。

野良猫への餌づけはやめましょう

野良猫への無責任な餌づけ行為は、ふん尿被害や鳴き声などを理由として、近隣住民とのトラブルの原因になります。訴訟を提起されたり、餌づけの程度によっては、「動物の愛護および管理に関する法律」における「動物の所有者又は占有者」とみなされ、餌づけをしている野良猫にまつわるトラブルについて、責任を負う義務が発生したりすることがあります。また、「かわいそうだから」という気持ちだけで野良猫に餌をあげると、繁殖を繰り返すことで「かわいそう」な野良猫がさらに増えることにもつながりかねません。野良猫を見かけても、絶対に餌をあげないでください。


関連法令など(むつ市ホームページ外へ移動します)

動物の愛護及び管理に関する法律

動物の愛護と適正な管理(環境省ホームページ内)