本事業は、コンパクトシティ構想における拠点づくりの一つです。
市では、人口減少・超高齢化社会に対応して行くため、コンパクトシティ構想のもと、各地域の核となる拠点の形成に取り組んでいます。
また、取り組みを進めるにあたっては、民間主導のまちづくりが重要と考えています。
平成13年10月に策定されたむつ市中心市街地活性化基本計画田名部地区編により、中心市街地の活性化を目指しました。その後、平成23年度都市環境改善支援事業、平成24・25年度の民間まちづくり活動促進事業のむつ市エリアマネジメント支援事業によって、田名部まちなかの再生に向けた検討が進められる中、田名部まちなか再生協議会の設立、民間事業者である田名部まちづくり株式会社が設立されるなど、従来のむつ市主導のまちづくりから民間主導のまちづくりにシフトしています。このような中、市は民間事業者と共に連携していくことが大切であると考え、民間主導によるまちづくり事業である【田名部まちなか再生事業】に着手したところです。
進捗状況をお知らせします。
地方再生コンパクトシティの一環で令和元年度から事業に着手しました。
令和元年度では代官山公園改修に向けた測量設計を行い、令和2年度では公園改修工事を予定しています。
市営住宅約60戸の整備のほか、民間提案による収益施設の整備としたPFIによる整備を目指しています。
現在、公募指針の策定業務を行っており、令和2年度実施方針の公表、事業者選定、事業契約、令和3年度から設計、工事着手し、令和5年度の完成としたスケジュールとしています。
民間による整備維持管理としたPark-PFIとして、事業者とのマーケットサウンディングを行い、公募に向けた事務を進めています。
スケジュールとして、令和2年3月公募設置等指針の公表、令和2年5月事業者の選定、令和2年6月協定締結、令和3年3月までの工事、令和3年4月管理運営開始を予定しています。
下北バスターミナル敷地での事業について、事業着手するための検討を重ねています。
田名部まちづくり株式会社の事業実施の支援のため計画案を策定しながら関係機関との事前協議を行っていますが、新たな補助事業によるソフト事業が必要になるなど、また、事業実施のための支援措置が無くなるなど状況が変化しているため、計画策定自体について再検討しています。
田名部まちなか再生事業における田名部まちづくり株式会社の事業及び都市再生整備計画事業を実施していくため、むつ商工会議所と田名部まちづくり株式会社が、中心市街地の活性化に関する法律に基づく中心市街地活性化協議会を設立しました。
都市再生推進法人田名部まちづくり株式会社が実施した「空き店舗対策プロジェクト」による空き店舗の改修が終了しました。
内観の写真をページに掲載しました。都市再生推進法人田名部まちづくり株式会社の事業紹介のページをご覧ください。
平成28年2月17日、田名部まちなか再生協議会が開催されました。開催内容は田名部まちなか再生協議会のページをご覧ください。
田名部まちづくり株式会社が行う、むつ来さまい館向いの空き店舗を改修し活用する事業について、10月9日付で平成27年度地域商業自立促進事業に採択されました。
上図の赤線で囲まれた区域が、田名部まちなか区域となります。
都市再生特別措置法に基づく田名部まちなか地区におけるまちづくり計画です。
田名部まちなか再生事業では、田名部まちづくり株式会社を都市再生推進法人に指定し、再生に向けた取組について連携しています。
田名部まちなか地区都市再生整備計画における関連事業として位置づけています。
整備にあたって、PFI(Private Finance Initiative:プライベート・ファイナンス・イニシアティブ)を活用した建設を予定しています。
中心市街地活性化基本計画を策定し国から認定を受けることで、交付金、補助金事業の交付率のかさ上げ、配分の優先度が上がるなど、事業推進の円滑化を図ることができます。
ただし、必要なハード整備だけでなくハード事業の効果を高めるための補助事業としたソフト事業(商業活性化、活性化イベントの実施など)をしなければならないなどの課題があります。