カラスや野良猫などをはじめとした野生動物は、自然の中にあるものを食べて暮らしています。野生動物へのエサやり行為は、ヒトと野生動物の双方に悪影響を及ぼします。

予想される悪影響の一例
  • 自然にあるものよりも栄養が過剰に多いものを食べることになり、野生動物が生態系バランスを超えて繁殖するようになります。近隣の生態系を悪化させる原因になるほか、ヒトへもフンや羽毛などによる生活環境の汚染・アレルギー発症といった悪影響を与えます。
  • 野生動物がヒトを恐がらなくなり、依存しだすようになります。ヒトの食べるものを奪ったり、襲い掛かるようになります。農林畜産物への被害も懸念されます。
  • 野生動物との生活圏が近づくことで、動物自体や動物に付着した虫、動物がするフンなどが媒介するウイルス・細菌を原因とした感染症の発生リスクが高まります。
  • 渡り鳥が習性通りの「渡り」を行わなくなることがあります。

野生動物は、ありのままに生きていることが一番幸せなのです。「かわいいから」「弱っていて、かわいそうだから」「なついてもらいたいから」などの理由でエサやりをすることは、絶対にやめましょう。また、町中で動物を見かけても、あまり刺激しないようにしましょう。