病気の概要

 結核菌という細菌が体の中に入ることによって起こる病気です。

 結核菌は主に肺の内部で増えるため、咳、痰、発熱、呼吸困難等、風邪のような症状を呈することが多いですが、肺以外の臓器が冒されることもあり、腎臓、リンパ節、骨、脳など身体のあらゆる部分に影響が及ぶことがあります。

 今でも年間15,000人以上の新しい患者が発生し、約2,000人が命を落としている日本の主要な感染症です。

感染経路と発病

 結核菌が、咳やくしゃみと一緒に飛び散り、それを周りの人が吸い込むことで感染します。

 肺の奥に結核菌が住み着いた状態が「感染」です。

 結核に感染しても、通常は免疫機能により、結核菌の増殖を抑え込むため、発病しませんが、免疫機能の低下等で抑えきれなくなると発病します。

症状

 結核の症状には特徴的なものはなく、咳、痰、微熱や倦怠感など、私たちが日常的に経験する「風邪」の症状とよく似ていますが、異なるのはそれらの症状が長引くことです。 

予防

 結核は免疫力を強くすることが大切です。適度な運動、十分な睡眠、バランスのよい食事をとる等、規則正しい生活を心がけましょう。

 併せて、結核健診を受けて早期発見に努めましょう。

 乳幼児は、BCG予防接種が有効です。1歳のお誕生日までに受けましょう。

 参考