平成26年9月27日(土)に、下北文化会館視聴覚教室にて「第5回青少年健全育成地域研修会」を開催しました。

 むつ市青少年健全育成推進員協議会では、11月の「子ども・若者育成支援強調月間」に関する事業の一環として、毎年地域研修会を開催しています。

 5回目となる今年度は、『家庭の教育力を高めるには ~38年間の教員経験から~』と題しまして、元中学校校長の宮木則男氏に講演していただきました。

 教員をされていた間、様々な課題をかかえた生徒と、どのように向き合い指導してきたきたのかを述べながら、幼児期の過ごし方が人格形成にとっていかに大切であるかをお話されていました。

 

 家庭とは、「基本的な生活習慣を身につけさせる場所(幼児教育の重要性)」「子どもにとって安心して身を寄せることができる場所(心の居場所)」「子供の心の発達を支えることができる場所(受容感)」そして、「将来夢をもつことができる場所」であり、子どもにとって、とても大切な場所。

 また、対人関係能力が弱い生徒、自信に乏しい生徒、弱者に対する配慮が薄い生徒、バーチャルな世界へ逃避する生徒が多く見受けられることが懸念であり、思春期の子どものためにも、世の中の仕組みやルール・厳しさを教えること、子どもは父親をモデルとして自分づくりをする傾向があることから、親の働く姿を見せる機会を持つことなどが大切であり、学校と家庭の連絡を密にしていかなければならない、と述べられていました。

 そして、特別なことをしなくても、当たり前のことが当たり前にできる子どもに育てることが、家庭の教育力を高めることにつながると述べられていました。

 

 会場は満席で、参加された皆さんは貴重な講話に真剣に耳を傾けていました。